トレジャーハント：伝説の義賊と海賊

自分用メモです。後で読み返す用。
ネタバレ含むので知りたくないよーな方は続きを読むから先は見ないでね★

攻略情報等はありません。
テキストのみ。

※このトレジャーハントは特定の年代限定です

★レリック1
ロビン・フッドはシャーウッドの森に住むアウトローたちの首領で剣と弓の名人である。悪をくじいては富める者から奪い、正義を守っては貧しい者に施す義賊で、リチャード1世が十字軍として遠征する間、暴政を敷いた王弟ジョンに反抗したと伝えられる（御猟林法違反の裁判記録）

ロビンの配下の面々は、「愉快な仲間たち」と呼ばれている。怪力の大男リトル・ジョン、酒を愛する修道士タック、ロビンの甥で赤い服のウィル・スカーレット、吟遊詩人のアラン・ア・ディル、粉屋のせがれマッチといったメンバーが「愉快な仲間たち」の代表格である（アウトローの武勲詩）

ロビンの恋人であるマリアンは、ある伝承では娘であったり、別の作品では未亡人であったりと、作品ごとに異なる。これは、どうやらマリアンがロビンの物語に後から付け加えられたということを示しているようだ。何がきっかけでマリアンというヒロインが現れたのだろうか（ロビン・フッドの劇の台本）

イングランドの春の祭である五月祭は「ロビン・フッドの集い」と呼ばれるほど、ロビンの劇が出し物の定番になっていた。また。修道士タックやマリアンに扮してモリス・ダンスを踊ることも広く行われていたようだ。マリアンの起源は五月祭にありそうである（五月祭の経費の写し）

古くから伝わるロビン・フッドの物語。その中でロビンは「誇り高く礼節深きアウトロー」と表現されている。
ロビンは借金が元で修道院長に所領を奪われそうになったサー・リチャードを助け、修道院長の目論見を阻む（ロビン・フッドの武勲1）

古くから伝わるロビン・フッドの物語。
ロビンは欲深いノッティンガムの代官を懲らしめるが、代官は復讐を企む。ロビン一党をかくまったサー・リチャードが代官に捕らえられると、ロビンはノッティンガムに乗り込み、代官を討った（ロビン・フッドの武勲3）

古来から伝わるロビン・フッドの物語。
時の王エドワードは修道士に変装して森に向かい、ロビンの宴に招かれる。変装した王に気づいたロビンは赦免を願い出て、王は宮廷への出仕を命ずる。1年ほどの出仕の後にロビンは再び森へと戻る（ロビン・フッドの武勲4）

古くから伝わるロビン・フッドの物語。
20年以上を森で過ごしたロビンは従姉妹に欺かれ、治療と称して大量の血を流されてしまう。死を覚悟したロビンは最後の一矢を放ち矢の落ちた場所に墓を作るようリトル・ジョンに命じて事切れる（ロビン・フッドの死）

ロビンの敵は私腹を肥やす代官や様々な税をかけて民衆を苦しめる高位の聖職者であり、一方では王を崇拝し、忠誠も誓う。また時には荒々しく痛快に、時には陽気で笑いを誘う活躍を見せる。ロビンの物語が長く愛され続けてきた理由はこの二面性にあるのではないだろうか（ロビン・フッドの冒険）

（義賊の弓の地図）

★レリック2
百年戦争の初期に「ブルターニュの雌獅子」と恐れられた貴婦人の海賊がいたという。彼女はフランスの船や街、村を容赦なく襲い、北フランス一帯の土地が荒れ果てたという。フランス王は税収に大きな痛手を受け、彼女について大いに悩んだと伝わる（女海賊の記録）

貴婦人の名はジャンヌ・ド・ベルヴィル。フランス屈指の美女と謳われた彼女は、ブルターニュの有力な騎士であるクリッソン男爵と結婚した。夫婦仲は睦まじく、3男2女に恵まれたが、公位継承をめぐる争いが勃発し、彼女の幸せな生活は終わりを迎える（クリッソン男爵家の歴史）

ブルターニュ公の後継者争いに、イングランドとフランスが介入する。クリッソン男爵はフランス側に味方したが、ある戦いでイングランドの捕虜となったことから、内通の疑いをかけられた。槍試合のためパリを訪れていた男爵は、突然フランス王の命で捕らえられた（ブルターニュ継承戦争）

クリッソン男爵は自身の潔白を主張し、ジャンヌも助命を嘆願したが許されず、男爵は刑場の露と消えた。その首はナントの街の城門に晒される。愛する夫をえん罪で奪われ、辱められたジャンの嘆きは深く、怒りは激しかった。彼女はフランス王への復習を誓った（ある騎士の最期）

ジャンヌは持てる財産を処分して兵を雇い、イングランド陣営に身を投じた。しかし、陸の戦いは制約が多く、望む時、望む場所で戦いを始められない。そこでジャンヌは三隻の快速船を得ると、船体を黒く塗り、帆を赤く染めて海に乗り出した（女復讐鬼）

これがブルターニュの雌獅子と呼ばれる伝説の女海賊の誕生であった。ジャンヌは勇猛な二人の息子を従え、真っ先に敵へと切り込んだという。わずかな敵の敗残兵をフランス王への伝言を届けるためにわざと解放した。「ジャンヌ・ド・クリッソンが仕業なり」と（復讐の雌獅子）

フランス王が崩御してもジャンヌの戦いは終わらなかった。彼女の復讐の対象は、フランスそのものだったのかもしれない。ジャンヌが復讐を止め、海を離れたのは16年も経ってからだったと伝えられる（雌獅子の伝説）

かつて「ブルターニュの雌獅子」と呼ばれ、恐れられた女海賊ジャンヌ・ド・クリッソンが愛用したという剣のありかを示した地図（女海賊の剣の地図）

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☆レリック1：シャーウッドの森の義賊
シャーウッドの森に住んだとされる礼節深きアウトロー、ロビン・フッド。時代を超えて語り継がれ、人々に愛され続けている。
義賊の長弓（義賊の弓の地図）

☆レリック2：ブルターニュの雌獅子
フランス沿岸部を荒らし回り、ブルターニュの雌獅子と恐れられた女海賊ジャンヌ。彼女の復讐心は満たされたのだろうか。
ブルターニュの雌獅子の剣（女海賊の剣の地図）