トレジャーハント：奇想天外な噂話

自分メモ。
一人で後で読み返す用です。
ネタバレ含みますのでまだやってないよ～な方は続きを読む以降は見ないでね☆

テキストのみです。
攻略情報等はありません。

※このトレジャーハントのテーマは特定の年代限定です。

★レリック1
ほら吹き男爵の冒険譚。
「ワシが冬のロシアへの旅に出たときのことじゃ。日が暮れるというのに目に入るのは一面の雪ばかり。仕方がないので野宿することにした。乗っていた馬の手綱を目に付いた杭につなぐと、雪を枕にひと寝入りを決め込んだ」（ロシアへの旅の話1）

ほら吹き男爵の冒険譚の続き。
「目が覚めて驚いた。ワシは待ちの大通りに寝ており、教会の屋根の風見から馬がぶらさがっておるではないか。そう、手綱をつないだ杭は教会の屋根の風見で、街全部が雪に埋まっておったのが、朝になって解けたのじゃ」（ロシアへの旅の話2）

ほら吹き男爵の冒険譚。
「ロシアの湿地帯を冒険していたときのことじゃ。馬に乗ったワシは底無し沼に落ちてしまった。馬は暴れてどんどん深みにはまり、さすがのワシも一巻の終わりかと覚悟したもんじゃ」（ロシアの冒険の話1）

ほら吹き男爵の冒険譚の続き。
「しかし、そこで閃いた。日頃鍛えた両の腕で、自分と馬を引っ張り上げればよいのじゃと。ワシは自分の髪の毛を掴むと、馬ごと沼から引っ張り上げ、こうして無事に帰ってこられたというわけじゃよ」（ロシアの冒険の話2）

ほら吹き男爵の冒険譚はミュンヒハウゼン男爵というドイツの貴族が語ったとされている。男爵は機知に富んだ話術で知られ、評判となったという。しかし出版された奇想天外な物語には男爵の冒険譚の他にも創作が含まれるようだ（ドイツ語版ほら吹き男爵）

ミュンヒハウゼン男爵は実在の人物で、ブラウンシュヴァイク公子に仕えた。公子は男爵を連れてロシアに渡り、皇族と結婚して皇太子の父となった。やがて男爵は公子の元を去り、ロシア軍に仕官してオスマントルコとの戦いに従軍している（北ドイツの名士録）

ロシアの皇太子は生後半年で即位したが、政変が起こり公使一家は幽閉されてしまう。男爵は危ういところで難を逃れて故郷に戻り、持ち前の話術で皆を楽しませながら日々を過ごした。男爵は冒険譚を一つの本にまとめ、とある場所に隠したといわれる（男爵の回顧録）

ミュンヒハウゼン男爵が自らの冒険譚をまとめた本のありかを示した地図。この本には男爵の巧みな話術の秘訣が記されているに違いない。男爵の話術を参考に、人々を楽しませるのもおもしろいかもしれない（男爵の冒険譚の地図）

★レリック2

フランス王家の大不祥事となった「首飾り事件」。その首謀者として告発された人物がカリオストロ伯爵である。彼は錬金術を始めとした学問を修め、豊富な知識を駆使して宮廷でのし上がったが、この事件で失脚し、惨めな最期を遂げたという（パリの案内書）

当時の記録によると、カリオストロ伯爵の行った錬金術は奇術にすぎなかったとされる。だが、彼の持つサンジェルマン伯爵の秘伝書がその錬金術の信用を高めていたという。サンジェルマン伯爵とはどのような人物なのだろうか（パリの記録）

サンジェルマン伯爵は老いることを知らないかのようだった。40年ぶりに会ったというのに、以前と同じ年齢にしか見えなかった。私の記憶が確かなら彼は90歳を超えているはずだ。しかし、彼は前に会ったことを憶えており、私に挨拶したのだ（貴族の婦人の日記）

伯爵はフランスに来て十年は経つというのに誰も食事をしている姿を見ていない。晩餐会に招いても断るか、出席してもなにも食べず酒も飲まない。伯爵によれば、丸薬とカラス麦しか口にしないという。その丸薬が不老不死の秘密なのだろうか（執事の記録）

伯爵は錬金術に精通していた。あるとき、王から傷のついたダイヤモンドを預かり、しばらくして傷を消して返してみせた。こうして伯爵は王の信頼を得た。しかし、王の重心を務めるある公爵は伯爵を疎んじ、策を巡らしはじめたようだ（フィロゾフの記録）

伯爵の記憶は紀元前にまで遡る。バビロンの宮廷での陰謀まで語れるのだ。そこで伯爵の使用人に伯爵は本当に何千年も生きているのか質問した。使用人の答えはこうだった。「それはお教えできません。私は300年しか伯爵に仕えておりませんから」（フランスの作家の日記）

王の重心を務める公爵は伯爵を他国の密偵であると告発し、名誉を損なった伯爵はフランスから姿を消した。しかし、その後も各地に足跡を残している。これらを調べれば、なんらかの手がかりが見つかるかもしれない（伯爵の足取りの記録）

フランスを去った伯爵は自らの錬金術の集大成となる秘伝書を著したようだ。残された手がかりからその秘伝書が隠されていると思われる場所の地図を作り出せた。推測が正しければ、この地図を使ってサンジェルマン伯爵の秘伝書を入手できるだろう（伯爵の秘伝書の地図）

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☆レリック1：ほらふき男爵
巧みな話術と機知で知られたミュンヒハウゼン男爵。彼の冒険譚は今も人々を楽しませている。
ほら吹き男爵の冒険（男爵の冒険譚の地図）

☆レリック2：サンジェルマン伯爵
豊富な知識と錬金術で知られたサンジェルマン伯爵。彼は本当に不死で、研究を続けているのだろうか。
伯爵の秘伝書（伯爵の秘伝書の地図）