トレジャーハント：アラビアの物語

自分用メモです。テキストのみ。
ネタバレイヤー＞＜な方は続きを読むは押さないでくださいねっ

※攻略情報等はありません。
テキストのみ。

★レリック1
アラビアから伝わった物語。
｢中国のある町で母親と貧乏暮らしをしていたアラジンは、叔父をかたるマグリブの魔法使いに秘密の穴倉に隠された財宝を取りに行かされ、数々の宝石と魔法のランプを手に入れる｣（アラジンと魔法のランプ1）

アラビアから伝わった物語。
｢魔法のランプをこすると魔人が現れ、アラジンの願いをなんでも叶えてくれるという。アラジンは大金持ちになり、一目惚れしたスルタンの姫とも結婚することができた｣（アラジンと魔法のランプ2）

アラビアから伝わったアラジンの物語の結末。
｢魔法使いはアラジンのランプを奪うと姫を連れ去ってしまう。アラジンは指輪の魔人を呼び出すと策略を使って魔法使いを倒して姫とランプを取り戻し、二人は幸せに暮らしたという｣（アラジンと魔法のランプ3）

アラビアに伝わる物語の写本。
｢王は妃の不貞から女性不信に陥ると、毎晩新たな女性と一夜を共にしては朝になると殺してしまった。事態を憂えた大臣の娘シェヘラザードは妹のドニアザードと共に、夜ごと王に話を聞かせ王の心を開こうとする｣（千夜一夜物語1）

アラビアに伝わる物語の写本。
｢シェヘラザードは様々な話を続け、朝になると『続きは夜に』と言って処刑を延ばし続けた。ついに千一夜目、王は物語に秘められた暗喩に気づき、前非を悔いて処刑を取りやめた｣（千夜一夜物語2）

アラビアの文学者の研究書。
｢韻文を重んじるイスラムの文学界では、『アルフ・ライラ』を筆頭とする物語集はごく軽い扱いしか受けなかった。残された古い写本によると、原型はササン朝ペルシャの頃に成立し、周辺各国の物語を集めたものだったようだ｣（アラビア文学の研究書）

アラビアの文学者の研究書によると、アラジンの物語は『千夜一夜物語』には含まれていない。どうやらアラジンは本来、それとは別の物語で、休憩所などで語られていたようだ。しかし、ヨーロッパに伝わる過程でその一部に付け加えられたらしい（文学者の研究書の要約）

アラジンが入った秘密の穴倉とは貴重な副葬品に満ちた墳墓で、魔法使いは墓泥棒のことではないだろうか。そんなことを考えながら各地の伝承を元に、アラジンが入手した魔法のランプが隠されているという場所の地図を作成した（魔法のランプの地図）

---

★レリック2
アラビアから伝わった物語。
働き者のきこりが、盗賊の隠れ家に入る呪文を知り、そこに隠された財宝を手に入れて幸せになる物語のようだ（ペルシャの物語）

アラビアの物語の詳細。
｢盗賊の隠れ家に入る呪文を知った貧しいきこりのアリババは、隠された財宝を手に入れた。欲深いアリババの兄は呪文を聞き出すと盗賊の隠れ家にはいるが、財宝に夢中になって呪文を忘れてしまう｣（アリババと四十人の盗賊1）

アラビアの物語の詳細。
｢アリババの兄は戻ってきた盗賊たちに殺されてしまった。翌日、心配して隠れ家に来たアリババは兄の遺体を見つけると、家に持ち帰り、しめやかに葬儀を営んだ。死体が消えたことで仲間がいると知った盗賊は情報を集める｣（アリババと四十人の盗賊2）

アラビアの物語の詳細。
｢盗賊は油商人に化け、四人の手下を油つぼに隠してアリババの家を訪ねた。夜中になったら手下を壺から出して、アリババを殺す手はずである。しかし、侍女のモルジアナの機転で熱した油を注がれた手下たちは全滅する｣（アリババと四十人の盗賊3）

アラビアの物語の詳細。
｢手下が全滅したと知った盗賊は逃げだし、大商人に化けてアリババの家を訪れるが、再びモルジアナに正体を見破られて返り討ちにされた。隠れ家に残された財宝は国中の貧しい人に分けられ、アリババ一家は幸せに暮らした｣（アリババと四十人の盗賊4）

アリババの物語はアラビアの物語集『千夜一夜物語』の一部と思われていたが、アラビア語の原点は見つかっていない。ヨーロッパに伝わる過程で、休憩所などで話されていた別系統の口伝の物語が紛れ込んだようだ（アリババの物語の研究書）

アリババのものといわれるターバンが隠されている場所の地図。
人から人へと伝えられたアリババの伝承を元に作成されたという（アリババのターバンの地図）

---

☆レリック1：アラジンと魔法のランプ
アラジンのランプや指輪に宿る魔人は、イスラム教誕生以前の時代に神に準じる存在で、崇拝の対象だったと言われる。
（魔法のランプの地図：アラジンのランプ）

☆レリック2：アリババと盗賊
アラビア語やペルシャ語ではアリババの｢ババ｣は「お父さん」という意味らしい。アリババは意外と年配だったのだろうか。
（アリババのターバンの地図：アリババのターバン）