トレジャーハント：「歴史と神話の狭間」

自分用メモです。まとめて読み返す用。

攻略情報等ありません。テキストのみ。

★レリック1
古代ギリシャの演劇を解説している本を手に入れた。古代ギリシャでは三つの悲劇と一つのサテュロス劇を組み合わせて上演していたようだ。サテュロス劇はこっけいな内容で、その名は酒神ディオニソスの従者サテュロスに由来するらしい(古代ギリシャの演劇)

あるサテュロス劇の台本を手に入れた。舞台は長年の不作に苦しむエジプトである。キプロスの予言者が残虐なエジプト王ブシリスを訪れ、異国人を生贄に捧げれば作物が実るようになるだろうと告げた。早速ブシリスはその予言者を生贄に捧げてしまった(ギリシャ演劇の台本1)

ブシリスは毎年異国人を捕らえては殺して生贄として捧げ続けた。黄金のリンゴを求める冒険の途中でエジプトに立ち寄ったヘラクレスもブシリスに捕縛された。だが、ヘラクレスは持ち前の怪力で縄を引きちぎるとブシリスを返り討ちにしたのだった(ギリシャ演劇の台本2)

手に入れた本によると、ブシリスとはオシリスの神殿があった都市の名でもあるようだ。ナイル川の中州にあったブシリスはオシリス信仰の中心地として非常に栄えたらしい。この街出身の人物が一時的に王位についた可能性はあり得る(古代エジプトの信仰)

ヘラクレスの求めた黄金のリンゴはもともとヘラのものであった。リンゴの親木は七人の美しいニンフの住まいであるヘスペリデスの園にありその傍らに彼女たちの父アトラスが天空を背負い立っていたという(ギリシャ神話集)

ディオドロスはサテュロス劇とは別の神話を伝えている。アトラスの娘たちはエジプト王ブシリスの名を受けた海賊に誘拐されたが、ヘラクレスによって助けられた。アトラスは礼としてヘラクレスの功業を助け、天文の知識を授けたといわれる(歴史叢書1)

ディオドロスは「アトラスは、ヘラクレスに天文の知識を授けた話が元となり、天を背負う神とされた」という説を唱えた。またアトラスはアトランティス王という説も唱えている。この説が正しければ、アトランティスにヘラクレス絡みの遺物があるかもしれない(歴史叢書2)

ポセイドン神殿の記録によると、功業をなしたヘラクレスは神殿に奉納をしたという。さらに記録を調べると、この奉納品が保管されたと思われる場所を割り出すことができた。この調査結果が正しいかはポセイドン神殿に行って調べればわかるだろう(奉納品の保管場所への地図)

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☆レリック1：ポセイドン神殿に眠る宝
ヘラクレスがポセイドン神殿に奉納した品はネメアの獅子の毛皮だった。多少傷んでいるようだが、様々な品の強化に使えそうだ。
ネメアの獅子の毛皮（奉納品の保管場所への地図）