トレジャーハント：フランス争乱

自分用メモです。
あとでじっくり読み返す用。
ネタバレチックなのでまだやってないよー！な方は続きを読むから先は見ないでね！

攻略情報等はありません。テキストのみ。

☆レリック1
フランスの歴史家が書いた本。
「カペー朝の成立当初、王領はパリ周辺にしかなく、王の権力基盤は弱かった。フランス王国は閣日割拠する、いくつもの公国の連合によって成り立っていたといってよい」（フランス史略）

史学科学生の論文の一節。
「百年戦争で活躍した人物といえば、ジャンヌ・ダルクがあまりに名高い。しかし、ジャンヌの活躍は一年程度に過ぎず、戦争の終結はその死後二十年以上たってからである。誰が彼女の遺志を継ぎ、戦争を終わらせたのだろうか」（史学科学生の論文の一節）

ブルターニュ地方の名士録。
「アジャンクールの戦いでイングランドの捕虜になった貴族にアルチュール・ド・リッシュモンがあいた。母はイングランド王と再婚、兄はフランス王女と、自らはブルゴーニュ公女と結婚し、華麗な縁戚関係を持っていた」（ブルターニュ名士録）

イングランドの歴史家の記録。
「イングランドの王ヘンリー5世は、捕虜となったリッシュモンの血縁関係を危険視し、厳しく扱った。このためリッシュモンは、イングランドを倒すべき敵と見なすようになったという」（ヘンリー5世伝）

ラ・ピュセルに関する記録。
「ジャンヌとリッシュモンは一度だけくつわを並べ、パテーで戦った。ジャンヌはリッシュモンを信頼し、重用するよう王に進言するが、かえって疎まれてしまい、後の悲劇につながったといわれる」（パテーの戦い）

フランス軍の設立に関する記録。
「ジャンヌの死後、王の信頼を回復したリッシュモンは、軍政改革を行った。平時に略奪を繰り返す傭兵団を解散させ、王に忠実な常備軍を設立したのである」（フランス軍の歴史）

フランスの歴史家の著作。
「リッシュモンの働きは兄のブルターニュ公をフランス側に引き込んだだけではない。対立していた王家とブルゴーニュ公家との同盟を成し遂げ、百年戦争の終結とフランスの統一を導いたのである」（フランス再統一への道）

リッシュモン元帥愛用の戦鎚のありかを示した地図。
ジャンヌ・ダルクとくつわを並べたパテーの戦いでも使っていたといわれる（元帥の戦鎚の地図）

☆レリック2
ある語り部の残した日記。
「騎士の話もいいが、たまには庶民が活躍する話をしてみたい。現実はいつもつらいものだ。戦争に盗賊、黒死病。せめて酒場で語る話ぐらい夢が欲しいとワシは思うのさ」（語り部の夢）

ある語り部の残した日記。
「ラ・ピュセルの話は心が痛む。これでもワシは心根の優しい男なのだ。涙をこらえて最期の場面を話すなど、語り部としては失格というものだが。どこかにハッピーエンドの話はないだろうか」（求むハッピーエンド）

ある語り部の残した日記。
「パリの北あたりで興味深い話を聞いた。なんと、とある街を攻めた軍が娘っ子に追い払われたというのだ。そんな奇跡があるものだろうか。旅がてら、もう少し噂を集めてみよう」（語り部の旅日記）

ある語り部の残した日記。
「くだんの娘の名はジャンヌというらしい。かのラ・ピュセルと同じとは、なにかの因縁だろうか。そして、このもう一人のジャンヌは幸せになることができたのだろうか」（もう一人のジャンヌ）

ある語り部の残した日記。
「今も巨大な大聖堂が建てられているボーヴェの街を、フランス王と争うブルゴーニュ公の軍が包囲した。領主は逃げ、城壁を守るのはわずかな兵士と市民だけであった。しかし、なぜか王は援軍を出さなかったのである」（ボーヴェ包囲戦）

ある語り部の残した日記。
「援軍のあてのない籠城は絶望的だ。ブルゴーニュ公の攻撃の前に傷つき倒れていった。勝ち誇るブルゴーニュの平氏が軍旗を手に攻城はしごを登る。もはやこれまでと思われたその時、城壁に少女が現れた」（ボーヴェ陥落す？）

ある語り部の残した日記。
「不意を突かれたブルゴーニュ兵から少女が軍旗を奪うと、陥落必至と打ちひしがれていた守備兵は生き返った。奇跡を起こした少女は、身に帯びていた手斧からジャンヌ・アシェット（手斧の
ジャンヌ）と呼ばれるようになった」（少女の起こした奇跡）

ある語り部の残した日記。
「数日が過ぎ、食料が尽きたブルゴーニュ軍は撤退していった。王はジャンヌを称えて、国王軍の士官との結婚と、生涯の免税を認めたと伝わっている。もう一人のジャンヌは幸せな生涯を送ったと信じようではないか」（ボーヴェは落ちず）

ある語り部の残した地図。
「城壁の上で奇跡を起こしたジャンヌの斧が北フランスのどこかに眠っているという。探してみるのも一興かもしれぬ」（ジャンヌの斧の地図）

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☆レリック1：ジャンヌを継ぐ者
諸侯と傭兵の寄せ集めの軍から国王の常備軍へ。リッシュモン元帥の軍政改革はフランスの大国化に大きく貢献したといえよう。
（元帥の戦鎚の地図／リッシュモン元帥の戦鎚）

☆レリック2：もう一人のジャンヌ
ブルゴーニュ軍の旗を奪ってボーヴェを救った勇敢な少女は、奇しくもラ・ピュセルと同じジャンヌという名だったという。
（ジャンヌの斧の地図／ジャンヌ・アシェットの斧）